近年、日本企業で働く外国人材が増えていますが、それに伴い「日本語の壁」や「文化の違い」などの問題が発生し、社内でのコミュニケーションに支障が出ているという話を耳にするようになりました。
弊社は「日本語授業」を実施することで外国人社員様へのサポートをしておりますが、異文化の者同士が良好にコミュニケーションできる環境を整えるためには、一方向への働きかけのみでは足りないと考えております。
日本語は外国人にとって学ぶのが難しい言語だと言われています。日本を選んで来日し、頑張って日本語を学んでくださっている外国人社員様の努力を最大限に活かし、企業様で即戦力になっていただくためには、日本人側の歩み寄りも必要です。
本研修では、日本人社員様に「外国人社員様と協働する際の相互尊重の考え方」をお伝えし、「外国人が話す日本語の理解者」となっていただくことを目的としています。
また弊社の講師陣は、数年の海外生活(駐在)を通して自身が外国人になった経験をもっているため、日本人・外国人双方の気持ちに寄り添ったサポートが可能です。
Q.なぜ日本人側への研修が必要なのですか? 外国人と日本人が双方に歩み寄ることにより、大きな相乗効果が期待できるからです。 英語話者の大多数は英語を第二言語として話す人々です。よって外国で英語を使ってビジネスをする場合、ブロークン英語や各国語の特徴が混ざった英語でも会話が成り立ちます。コミュニケーションをする双方がブロークンの英語を聞くことに慣れているからです。 日本も外国人を受け入れる以上、そうなっていくことが必要です。外国人側が日本語の勉強を続けてくれることが前提ではありますが、その一方で、日本人側が |
Q.「やさしい日本語」とは何ですか? 日本人同士が使う日本語より簡単で、外国人に配慮した分かりやすい日本語のことです。「外国人=英語」というイメージがあるかもしれませんが、日本に住む外国人は多国籍化しており、必ずしも英語が得意というわけではありません。英語よりも「やさしい日本語」のほうが外国人に伝わる場合が多いです。 |
外国人材を受け入れている企業の方(どなたでもご参加いただけます)
・管理職、外国人社員と業務で関わる社員、新入社員など
・海外赴任予定者
・海外駐在員
※本研修は日本人だけではなく、日本語がわかる外国人の方にもご参加いただけます。日本人と外国人がともに学ぶことにより、お互いの文化や価値観を共有する機会となり、相互理解が深まります。
※弊社では外国人社員様に対する「ビジネス日本語研修」も実施しております。
1.異文化経験豊富な講師陣
講師は弊社社内研修課程を修了した現役プロ日本語教師です。(日本語教師有資格者)
日本企業で働く外国人材に対して豊富な日本語教授経験があり、また海外駐在の経験もあります。外国での生活や外国語習得の大変さを熟知している講師が、異文化コミュニケーションのコツを分かりやすくご説明いたします。
2.外国人に伝わりやすい話し方が分かる
外国人側の視点に立って日本語を俯瞰し、「外国人にとって難しい日本語表現」を知ることで、職場でのミスコミュニケーションを減らすことができます。
「依頼する」「指示する」などの使用頻度の高い表現については、企業様の業界・職種・場面に合わせた例文を用い、「やさしい日本語」に言い換える実践練習を行います。職場ですぐにご活用いただけます。
3.外国人が話す日本語が聞き取れるようになる
「外国人が間違いやすい日本語表現」や「外国人が出しにくい日本語の音」などをあらかじめ知っておくことで、外国人社員様が言いたいことを予測しながら話を聞くことができるようになります。
4.日本と外国の文化の違いを知ることで、異文化コミュニケーションの方法が分かる
日本人と外国人のコミュニケーションスタイルや文化の違いによるミスコミュニケーション事例をご紹介します。自文化と相手文化の違いを知ることで、相手の事情も考慮しながら円滑にコミュニケーションを進める方法を学びます。
5.オーダーメイドの異文化理解研修
外国人社員様向け「日本語研修」と日本人社員様向け「異文化理解研修」の両方を実施させていただける場合は、「日本語研修」から得た外国人社員様の現状(日本語レベル、発音の特徴、考え方の傾向、仕事に関する悩みなど)を「異文化理解研修」の内容に盛り込んでお伝えします。
《研修後の声》 ・外国人社員への指示や依頼を「やさしい日本語」でスムーズに伝えることができるようになった。その分、新しい業務を教える時間ができた。 |
現役日本語教師による「異文化理解研修」(1日)
《講義と活動を組み合わせた実践研修》
※研修の効果測定のため、研修後に受講生への「理解確認テスト」を実施。
1 | 午前 10:00-11:30 | 外国人にとっての「やさしい日本語」 ・多文化共生の考え方 ・日本語を外国語として学ぶということ ・「やさしい日本語」ケーススタディ ・理解確認テスト |
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2 | 午後 13:00-14:30 | 外国語としての「日本語」を知る ・日本語が難しいと言われる理由 ・外国語母語話者にとって出しにくい日本語の音 ・外国人の話す日本語が聞きとれない理由 ・理解確認テスト |
3 | 15:00-16:30 | 多文化共生時代のコミュニケーションを知る ・グローバル時代に必要なコミュニケーション ・各国のビジネス文化・国民性 ・ケーススタディ ・理解確認テスト |
■研修形式
・対面
・オンライン
・ハイブリッド(「対面」および「オンラインでの同時配信」)
■想定研修時間
4.5時間(ご要望に応じて実施いたします)
■料金
100,000円(税込110,000円) ※3コマ4.5時間
※研修形式を問わず一律料金(対面、オンライン、ハイブリッド)
対面研修「日本全国【交通費】無料キャンペーン」実施中!
※受講生の人数に制限はございません。
※研修1つ(1コマ1.5時間)から承ります。料金についてはお問い合わせください。
■導入例
業種 | 販売・サービス |
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受講対象 | 外国人が配属されている部署の管理職、先輩社員 |
研修時間 | 4.5時間(午前1コマ、午後2コマ) |
研修形態 | オンライン(Zoom) |
実施経緯 | 毎年外国人社員の採用を増やしているため、現場の日本人と外国人とのコミュニケーションの円滑化は急務であり、「やさしい日本語研修」「異文化理解研修」を導入した。受講対象者を広げ、管理職だけでなく外国人社員と接する先輩社員も受講させた。遠隔拠点からも受講できるようオンラインで実施した。 |
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ご提案にあたり、現状の課題や研修目的などをお伺いいたします。
お問い合わせ |
お問い合わせフォームまたはお電話にてお問い合わせください |
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研修のご提案 |
課題やご要望を伺い研修内容とお見積りをご提出 |
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ご契約 |
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研修実施 |
※理解確認テストを含む |
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研修のご報告 |
■株式会社川口組 様(愛知県名古屋市)
「異文化理解研修」を実施
「やさしい日本語研修」を実施
株式会社川口組様(愛知県名古屋市)
弊社所属の外国⼈社員は、定期的に「⽇本語レッスン」を受講することで⽇本語⼒の向上に努めていますが、⽇本⼈社員も外国⼈社員に『伝わる』⽇本語の表現方法を学ぶ必要があると考え、「やさしい⽇本語」研修を実施しました。
外国⼈に対する「やさしい⽇本語」の考え⽅や実践演習を通して、改めて具体的に分かりやすい⾔い⽅ができるということは、コミュニケーション上重要なスキルであると実感しました。またこのスキル・考え方は、外国⼈に対してだけではなく、⽇本⼈に対して活用できる場面も多いと思います。 ⼟⽊の現場では指⽰内容が相⼿に正しく伝わらないと事故につながる可能性があるため、⽇頃から⽇本⼈・外国⼈に関係なく「指⽰を出すときには具体的に分かりやすく説明することを意識するように」と伝えています。 さらに「紙に書いて相⼿に⾒せる」「理解できているか相⼿に復唱させる」。そして、「部下が良くできたときは褒める」。このPDCA を繰り返しています。これは外国⼈に対するやさしい⽇本語の考え⽅と共通していますね。 今後も繰り返し社員に伝えていきたいと思います。 |
取材にご協力いただいた 常務取締役 黒川善美 様
黒川様より「瀬戸テクノセンター」についてご説明いただきました。
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